暑い日が続きますね☀
時が経つのは本当に早いもので、もう7月も過ぎ去ろうとしています。「暑い暑い」と言っていたのが、あっという間に「寒い寒い」になってしまうのかもしれませんね。
この半年で大小様々なことにチャレンジをして、きっと「良いこと」も「悪いこと」もあったかと思います。良かったことは、良き経験や思い出として脳内で簡潔に情報処理されます。
では悪かったことはどうでしょうか?
特に【やった後悔】と【やらなかった後悔】です。
皆さんにも経験があるかと思いますが、やってしまった後悔は時間とともに少しずつ忘れていきますが、やらなかった後悔はずっと尾を引くような気がしますよね。
心理学では「後悔」には2種類あると考えられており、やってみた結果の《行為後悔》と、やらなかった結果の《非行為後悔》とされています。
当たり前の話ですが、行為後悔はその身をもって実際に体験した結果ということです。その結果として後悔や苦しさがあるかもしれませんが、自身が行った結果ですので反省もしやすく、今後同じ状況に陥っても対処できるように「経験」として処理されやすいのです。
その一方で非行為後悔は、「あの時こうしていたら…、もっとああしていたら…」という思いがどんどん湧き上がってくるのです。実際にはやってもいないことを「もしあの時、ああしてればこういう結果になっていたのではないか」と、あり得もしない結果に意識を向けてしまうのです。これを頭の中で繰り返すことで記憶が強固になり、後悔がズルズルと尾を引くということになってしまうのです。
イリノイ大学の心理学者で、反実思考と後悔の研究の第一人者であるニール・ローズ氏は 「人間は絶対に後悔するから、やらないよりもやって後悔しなさい」 と提唱しています。
ただし、これは「迷ったら考えずにとにかく当たって砕けろ」という意味ではなくて、 よく選択肢を吟味をして、その上で「どうせ後悔するならより後悔の少ない方(行為後悔)」を頭の中で意識して、『よし、やってみよう』という事が大切ということなのです。
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