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断れない人へ③

前回は断る際のポイントをお伝えしました。今回は、断る時に使えるフレーズをご紹介します。

「一旦、予定を確認します」と一旦保留する。

友人からランチやお出かけの誘いを受けた際に、メンバーに苦手な人がいる場合など気乗りしない誘いを受けたとき、まずは即答せずに「一旦、予定を確認します」と保留してみるのはいかがでしょうか。その後に「やっぱりこの日は予定が入っているので」と伝えれば、相手は「残念だけど仕方がない」とすんなり受け入れてくれると思われます。

提案か代替案を提示してみる。

相手の誘いを断ってばかりでは相手に不快を感じさせてしまうこともあるでしょうし、自身の気分が悪くなることもあると思います。その場合、相手の誘いを断ってから「提案」をするか「お詫びにこれをします」などといった代替案を提示してみるといいかもしれません。以下のように提案、代替案を出してみる感じです。

・「ごめんなさい、その日は仕事が忙しくて行けません。仕事が一段落する月末あたりにお話しできませんか?」

・「すみません、その時間帯は役員の集まりには参加できないんです。日曜の午前中であればお手伝いできますが、いかがですか?」

謝罪や感謝の言葉をきちんと添えて断る。

周りからの誘いを「子どもの体調が悪い」など、ウソの理由を挙げて断る人は少なくありませんが、その場は乗り切れるものの、以降もウソを重ねてしまわなければならなくなり、次第に心が苦しくなっていきます。相手に気を遣ってばかりでは自分の心が疲れてしまいます。そうならないため、正直な理由や気持ちを伝えられるようになれればいいなと思います。正直な理由を話すときは、謝罪や感謝の言葉をきちんと添えると感じよく話を進めることができると思います。

・「ごめんなさい、今日は体が疲れていてつらいのでランチに行けそうになくて。また次の機会に誘ってほしいな」

・「お誘いありがとうこざいます。ただせっかくですが、その日は子どもと過ごす約束をしているので参加できません。みなさんによろしくお伝えください」

いかがでしたか。言葉の選び方ひとつで、よりよい関係を保ちながら自分の意向を伝えることができるものです。表面的な言葉でなく、正直で相手を思う言葉を伝えることを意識するといいと思います。

~ライフサポート・クリニックは、うつ・不眠・不安などの治療と共に、復職支援・発達障害・依存症の治療にも力をいれております~

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