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孤独感への対処法

孤独死という言葉が一時世間を賑わせたことがありました。孤独になるということはとても強烈な感情のように感じます。とある島でサバイバルをするといったアメリカのリアリティショーでも、脱落していった人々の多くが「孤独に耐えられない」という理由だったとのこと。

心理学では孤独感の危険性について様々な研究がなされてきたようです。例えば、孤独感がつ強い人ほど社交性スキルが低いことが分かったり、孤独感が強い人は対人不安も強いことも研究で判明したといわれています。

そこで、孤独感に対する対処法を以下に6つ紹介いたします。

コミュニティへの所属を検討する

コミュニティとは地域社会や共同体を指し、住まいの地域の集まりから、同じ趣味を持つ仲間のグループなど多岐にわたります。気軽に雑談できる場所や、悩みを相談する相手がいる環境は精神的にも大きな助けになります。

気長に馴染む(単純接触効果)。

コミュニティに所属したとしてもすぐに馴染むことは難しいと思われます。そんなときは”単純接触効果”という心理学用語があります。それは「何度も接すると、それだけで好感を持つ」効果を意味しています。いきなり仲良くなろうと思う必要はなく、コミュニティに継続して顔を出していくだけで、だんだんと馴染んでいくものです。 焦らず気長に馴染んでいくことを意識しましょう。

表面的な関係でOK。

ある程度コミュニティに参加していると馴染んではきますが、お互いの心を完全に理解するような深い交流まで進むことは稀です。大人同士の付き合いというものはある程度表面的になるものです。距離感があって当たり前。おおらかに構えておきましょう。しかしふとした瞬間に分かりあえるタイミングが訪れるかもしれませんので、その瞬間を大事にしましょう。

見捨てられ不安への対処

コミュニティに所属し、ある程度人と仲良くなると、”返信がないとすごく不安”、”いつかいなくなってしまうのでは”などと感じる人もいるかもしれません。こうした不安は「見捨てられ不安」と言い、特にある程度仲良くなってきた時に心に芽生えていきます。こういう時にはつい感情に任せて相手にメールを送り続けてしまったり、相手の気持ちを確かめようと無理に気を引こうとしたりしてしまうことがあるかもしれません。それを防ぐために、夜22時以降はメールを送らない、一日1,2通のみにしておくなど物理的に距離を取るルールを自分に課したり、マインドフルネスで今の自分の感情を客観的に見つめる作業を習慣化するなどして、見捨てられ不安を抑えましょう。

人が怖い感覚を改善する

心理学の研究によると、人が怖いという感覚がある方は人間関係に消極的で孤独感を抱えやすいとのことです。そのような人は、例えば会話をしているときに、変なことを言って恥をかいたらどうしよう…というような考え方をもっているとよく聞かれるようです。このような考え方がある場合は、「自分の気持ちを大事にする」「うまくいくイメージをする」だけで随分考え方が和らいでいくようです。

会話の練習をする

人と話す環境に飛び込み、お互いの心を通わせるには会話力が必要になります。実際心理学の研究でも会話力がある人ほど孤独感が少なく、充実していることがわかっています。会話力をつけるには、傾聴力・発話力をつける、表情や声の抑揚を豊かにすることが必要になります。

以上6つの孤独感に対処する方法を挙げましたが、いかがでしたでしょうか?難しい項目もあったかと思います。しかし、孤独はやはり辛い感情の一つではあると思います。孤独よりも気の合う仲間と持ちつ持たれつの関係を保って日々を過ごせた方が精神的にも助かることが多いかと思います。そのためにも、まずは何か自分が踏み込みやすいコミュニティを覗いてみることはいいかもしれません。

~ライフサポート・クリニックは、うつ・不眠・不安などの治療と共に、復職支援・発達障害・依存症の治療にも力をいれております~

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