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依存症のパートナーとの接し方: 効果的なアプローチとは?
依存症専門医・山下悠毅院長の著書『依存症の人が「変わる」接し方』では、依存症を抱えるパートナーとの関係で、陥りがちなミスや改善に向けたポイントが紹介されています。
NGな行動とは?
山下院長は、以下の3つを「やってはいけない行動」として挙げています:
- 確認:「本当にもうやらないよね?」
- 念押し:「次にやったら絶対離婚するよ」
- 蒸し返し:「あのとき私がどれだけ大変だったか覚えてる?」
これらの行動は、信頼感や安心感を損ない、逆に問題行動を隠したり否定する方向に向かわせる可能性があるそうです。
どう接するのが効果的?
大切なのは、パートナーが「スリップ(再発)」した際、家族に正直に報告できる関係を築くことです。そのためには:
- 相手を否定せず、受け入れる
- 感情に寄り添い、裁かない態度を心がける
- 問題行動よりも「相手がどうなりたいか」に注目する
不安を感じたら…
不安や感情を抱え込まず、心療内科や家族会など適切な場で吐き出すことが勧められています。感情をぶつける場所を間違えると、事態を悪化させてしまう可能性があるため、冷静さを保つことが重要です。
依存症への理解と正しいアプローチは、家族の負担を軽減し、前向きな関係を築くための第一歩です。詳しくは、山下院長の著書『依存症の人が「変わる」接し方』をご参照ください。
▶ 記事の詳細はこちら:PRESIDENT Online
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