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危険な「早朝高血圧」!!

心筋梗塞や脳卒中は明け方に多く起こります。これは明け方が自律神経のスイッチが切り替わる時間帯であることが一因です。通常寝ている間は副交感神経が優位に働いており、明け方にスイッチが切り替わることで交感神経が働き、日中に向けて徐々に血圧が上昇していきます。

しかし、ストレスなどでぐっすり眠れていないと交感神経が優位な状態が続き、血圧が下がりきらないまま朝を迎えることになります。また、就寝中は汗もかき血液が濃縮されていることがあるため、血圧が急激に上がることで血管が破れたり詰まるリスクがあります。

日中の血圧は落ち着いている場合も多く、見過ごされることもあるため、ストレスや睡眠不足が長期間続いているという方は、起床時の血圧を測定してみましょう。

血圧が高いようなら、寝る前に水分補給をしたり起床時はすぐに立ち上がらずゆっくり行動するよう意識してください。必要時は医療機関で相談してみましょう。

「早朝高血圧」とは、起床後1時間以内に家庭で測定した上の血圧が135mmhg以上、または下の血圧が85mmhg以上を基準として診断されます。

~ライフサポート・クリニックは、うつ・不眠・不安などの治療と共に、復職支援・発達障害・依存症の治療にも力をいれております~

(豊島区・池袋駅C3出口より徒歩0分)

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