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シングルタスクとは②
一見シングルタスクは1つ1つの仕事を丁寧にこなせるなどの多くのメリットがありますが、やはりデメリットも同時に存在します。しかし、デメリットもうまく対処することができれば、問題なく仕事をこなしていくことができるます。
そのデメリットについてみて行きましょう。
①急な依頼に対応しづらい
シングルタスクを得意とする人は1つのものに対する集中力がとても高い反面、急に依頼内容を変更されてしまうと戸惑ってしまいます。そしてどれを優先するべきかがわからなくなってしまうということが起こるでしょう。
そのため、今こなしている仕事以外のものを急遽依頼するのであれば、仕事の優先順位を明確にしたうえで依頼をするなどして、戸惑いを与えないようにする必要があります。
②モチベーションに進捗が左右されやすい
シングルタスク向きの人の場合、集中力ではだれにも負けることはありませんが、集中しすぎるあまりモチベーションを維持するのが苦手な傾向にある人が多いです。
そのため、一度モチベーションが崩れてしまうと立て直すのに時間がかかってしまい、その結果として仕事に遅れが出てしまうこともあります。いかにモチベーションを維持しながら仕事を進めることができるのかが大きな課題となるでしょう。
③1つの作業に時間をかけすぎてしまいがち
1つ1つの作業に集中し、ミスなく仕事をこなすことができるますが、その反面仕事にこだわり過ぎるといったことが起こります。ハイクオリティの仕事にこだわることはいいことなのですが、こだわり過ぎて予定以上に時間を使ってしまうこともあるので、時間管理をしっかり行うことが大切です。
…つまり、タスクオーバーにならないことが大切!
仕事をする中で自身で処理できる仕事量以上のものを任されることもあり、そのことをタスクオーバーといいます。このタスクオーバーは、特に複数の仕事を同時進行でこなすマルチタスクで起こりやすく、時間管理などが上手くできない人ほどタスクオーバーを起こしてしまうのです。
それを防ぐために、自分はダブルタスク向きかシングルタスク向きかを知り、そして、常に自分が今こなしている案件はいくつか、進捗状況はどうなっているかなどをしっかりと把握し、タスクオーバーによる精神的疲労などを抱え込まないように注意しましょう。
~ライフサポート・クリニックは、うつ・不眠・不安などの治療と共に、復職支援・発達障害・依存症の治療にも力をいれております~