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心配性について③

心配性を克服するためには、「意識を向ける注意のコントロール」が必要と言われています。

心配性の人はいろいろなことを心配してしまいます。旅行時には天気を心配し、迷子になることを心配し、強盗にあうことや、病気になることを心配します。そして、これらのことが頭から離れず嫌なイメージに付きまとわれてしまいます。

そこで、何に注意を向けて意識し続けるかを自分でコントロールできることが大切だと言われています。

しかし、心配性にも良いところがあります。

明日は雨かもしれないと考えて傘を用意したり、雨天用の別プランを考えておいたりすることはとても大切です。「もう水が半分しかない」と心配になれなければ新しい水の準備ができません。あなたの心配性が周りを救うことがありうるのです。

心配することは間違いではありません。しかし、心配しすぎると心身が疲弊してしまいます。明日は雨かもしれないと思ったら、雨具や別プランを用意した後は、自分の思いを制御して、それ以上ネガティブなイメージや感情が生まれないようにしましょう。

～ライフサポート・クリニックは、うつ・不眠・不安などの治療と共に、復職支援・発達障害・依存症の治療にも力をいれております～