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質問力について③

前回と前々回とで質問力とは何か、どういうものかなどをお伝えしてきました。今回は質問力を高めるためにできることをお伝えしたいと思います。

①　質問力が高い人を観察し、まねる。

客観的に「こういう質問をしたらこういう反応が返ってくるんだな」や「こういう質問が話を深めるんだな」などと学ぶために、自分以外の人が話しているのを観察してみるといいかもしれません。そして、周囲や著名人で「この人が質問をした後の相手の反応も良いし、話を引き出すのが上手い」と思える人がいたら、自分が質問するときにその人の質問の仕方をまねしてみてください。
どのように質問をしているか観察し、自身の会話でも取り入れてみるうちに、質問力も上達していくと思われます。

②　相手からの質問を振り返ってみる。

自分がされた質問について、客観的に「良い質問だな」や「悪い質問だったな」などと、質問自体を振り返っていくこともおすすめです。なぜあの質問は答えやすかったのか、聞かれて嬉しかったのか、なぜあの質問は答えにつまったのか、不愉快に感じたのか…など、理由を考えてみましょう。自分の興味関心の強い出来事だったから嬉しかった、や、相手との距離感がまだ近づいてないのに踏み込んだ質問をされたから不愉快だったなど、いろいろな理由が考えられるでしょう。そして、「じゃあ逆に自分は相手にどういう質問をしていこうか」というところまで考えてみるようにしてみてください。

③　いろいろな質問の切り口をもつ。

ぱっと相手に具体的な質問ができるようになるため、5W1Hなど質問の切り口も持っておくことをおすすめします。

５W1Hとは、Who（誰が）、When（いつ）、Where（どこで）、What（何を）、Why（なぜ）、How（どのように）。

まとめ

コミュニケーション能力の1つである質問力は、様々なシーンで必要とされます。まずは、自分の質問力はどのくらいなのか、日常のどういうシーンでの質問力が一番弱いのかを振り返ってみて、そこにフォーカスし何から強化していくべきかを考えていければと思います。

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