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共感について

私たちには共感という、相手を思いやる心の行動があります。映画の残酷なシーンを観て思わず自分まで痛がってしまったり、悲しいシーンに思わず涙を流してしまうことなどと、これが共感の一種と思われます。

また一方で、意識的に相手の立場に立ち、”自分だったらどう感じるだろうか・どう行動するだろうか”とシミュレーションをすることで感情移入し、人の行動を理解したり予測したりする共感の方法もあります。こちらは痛みや悲しみの共感とは違って、意識的に考えて行っているものです。

例えば、友人や家族、知り合いの中に人の気持ちを本当によくわかっている人がいるのではないでしょうか。それは、普段から相手の立場に立って考えるということを行っていることが多いからと思われます。自分が相手の立場だったらこうされると嬉しい、というようなことを想像して行動しているからと言われています。

　人はつい楽な方に行動してしまい、人のことより自分のことなどと振る舞いがちです。しかし、この共感は良好な人間関係を構築するのに効果があり、社会生活を円滑に行う上で非常に重要になります。

次は、共感的になるにはどうしたらいいのかについてみていこうと思っています。

～ライフサポート・クリニックは、うつ・不眠・不安などの治療と共に、復職支援・発達障害・依存症の治療にも力をいれております～