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電話の苦手さを克服する方法
前回は電話が苦手な人の心理についてお話しました。今回は、電話の苦手さを克服する方法についてまとめたいと思います。
事前に内容をメモにまとめておく。
相手が電話に出たとたん頭が真っ白になってしまう人や、1つの用件を話しているうちに別の用件が頭から抜けてしまう人もいると思います。そのために、あらかじめ伝えたい内容を紙に書いておくことで、落ち着いて話すことができます。
よく使う定型文を紙に書いて貼っておく。
「お電話ありがとうございます。○○株式会社○○課の○○です。」などと、定型文を紙に書いて見やすいところに貼っておくといいと思います。セリフをいつでも見れることで安心し、苦手意識も薄れて来るかと思います。
ゆっくり話す。
電話を早く終わらせたいという焦りや緊張で、つい早口になってしまいがちですが、早口になると気持ちも焦るし、うまく話せなくなってしまいます。ゆっくり話すことで気持ちが落ち着き、丁寧な印象も相手に伝えられることでしょう。
対応が上手な人のマネをする。
職場や電話の相手の話し方を聞いて、上手だと思った人の真似をしてみましょう。セリフとして書き出しておいて、上述の”よく使う定型文を紙に書いて貼っておく。”のように見えるところに貼ったりしておくと良いと思います。
先手を打つ。
電話をなかなか切れない・電話の相手が話したくない人、などの場合は、「今は長く話せないから〇分だけ」、「この後予定があるから用件だけ」などと最初に伝えて先手を打っておきましょう。掛かってきた電話を後回しにするよりも、その場で出て時間がないことを伝えれば大抵の人は理解してくれます。
聞き逃した時は電話自体のしわざにする。
相手の滑舌や声量、周囲の環境などで声が聞き取りにくいと感じた経験はありませんか?そんな場合に便利なのが「電話の調子が悪いようで、もう一度お願いします」など電話や電波のせいにすることです。「もう一回いいですか?」と聞いてしまうと、話を聞いてもらえていないという印象を与えてしまいます。
上記のようなワザを覚えておくことで、電話の苦手さの克服に繋がるかと思われます。次は、実際に電話に出る前にできることを紹介していきたいと思います。
~ライフサポート・クリニックは、うつ・不眠・不安などの治療と共に、復職支援・発達障害・依存症の治療にも力をいれております~