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電話対応が苦手な人の心理
皆さんの中には、電話を取るのが怖い、苦手、という方は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?電話に出たものの聞き取りづらく、何度も聞き返したせいで相手の機嫌を損ねてしまったなど、嫌な経験をされた方もいるかもしれません。
そこで、電話応対が苦手な方の心理状態には、どのようなものがあるのでしょうか?以下にいくつか挙げてみました。当てはまっているものはあるでしょうか?
- 話が不得意で、直接人と話すのが苦手。
- 直接会ったことのない人と話すのが怖い。
- 沈黙を気まずく感じやすい。
- 会話を聞かれることが恥ずかしい。
- 言った・言わないで人と揉めたくない。
- 電話を取ると他に何もできなくなるのが嫌。
話が不得意で、直接人と話すのが苦手。
人と会話することが苦手な人見知りな性格の人は、話す行為自体緊張してしまうものです。また電話だと相手の顔が見えない分、余計にぎこちない話し方になってしまうかもしれません。そんな状態で電話に出て会話がうまくいかないと会話や電話対応の苦手さにますます拍車がかかってしまいます。
直接会ったことのない人と話すのが怖い。
LINEなどの連絡手段が充実している今では、そもそも電話で話をすること自体に慣れていない人が多いのではないでしょうか。電話するとしても、相手は家族や身近な友人など、気心の知れた友人であることが多いと思われます。そんな中で、知らない人と電話で話すことは大変ハードルが高いのではないでしょうか。
沈黙を気まずく感じやすい。
質問などにすぐに返答できないと会話は沈黙になってしまいがち。電話ではなおさら顔や姿が見えないため話題が広がりにくく、話が続けにくいと感じる人は多いかもしれません。すぐに返答するのが苦手な人は、それを求められるような電話対応を避けがちになりうるかと思われます。
会話を聞かれることが恥ずかしい。
電話での会話中、周囲の人に会話の内容や自分の言葉遣いなどを聞かれてしまい、恥ずかしさを覚える人もいるもの。電話になると普段の話し方や声のトーンが変わることで社内や友人間でいじられたりなどした経験を持つ方にとって、会話を聞かれる恥ずかしさは電話に対する苦手意識に繋がりやすいと思われます。
言った・言わないで人と揉めたくない。
電話は文字に残らないので「言った、言わない」といったトラブルに見舞われがちです。例えば、電話で約束の時間を「15時」と言われたはずが「5時(17時)」と間違えてしまうような聞き間違いも起こり得るもの。このような経験が重なると、やはり電話での意思疎通は困難だ、というイメージをぬぐい切れません。
電話を取ると他に何もできなくなるのが嫌。
電話では会話に集中する必要があり、電話中は他のことはできなくなりがちです。仕事が忙しい時に電話が鳴り、対応にわずらわしさを感じた人は少なくないと思います。メールなどでは返信するタイミングを自分で選べますが、電話ではそうはいきません。そのため苦手意識を持つ人が多いと思われます。
他にも電話が苦手な理由はあるでしょうが、次回のブログでは、どのように電話の苦手さを克服できるかについてご紹介できればと思います。
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