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睡眠の大切さ
徐々に寝苦しい季節になりつつありますが、皆さまは良い睡眠をとれていますでしょうか?
睡眠中は深い眠りの「ノンレム睡眠」と浅い眠りの「レム睡眠」を繰り返していることは、前回の睡眠に関してのブログでご紹介したかと思います。
脳も休息している状態であるノンレム睡眠にはレベルがあり、最も深い眠りを得られるのが最初の1~2回。つまり寝入ってから約3時間の間に来るというのです。最初のノンレム睡眠に達すれば、脳も体も休ませることができるため、起床時に「ぐっすり寝た」という充足感を得られると言われています。
また、 寝入った直後の2~3時間後に成長ホルモンが分泌されるのですが、それが「細胞の修復」や「疲労回復」に役立っているとのこと。皮膚や内臓の細胞を新しいものに入れ替えるため、若返りにつながると専門家は言っています。
では、よく寝るためには何が必要なのでしょうか?
人間には体内時計があり、それが1日の24時間とずれているため睡眠にも影響が出るのだそう。これをリセットして24時間と合わせることで生活のリズムが生まれます。 体内時計をリセットするのに有効なのは、まず朝起きたときに太陽の光を浴びて、あまり時間をおかずに朝食を摂ることだそうです。
そして、1日のリズムを取り戻したら、睡眠や入浴、食事を計画的に行うことを考えましょう。晩御飯は床に就く3時間以上前にすませ、胃腸を休めてから寝るのが理想的のようです。
また、質のよい睡眠のためには、体を温める食事を選びましょう。人は高い体温が下がるときによく眠れるといいます。
そして、入浴は40度くらいのぬるめのお湯にゆっくりつかるのが効果的です。リラックス効果が得られるだけでなく、高くなった体温を放熱しようと血管が開くことで、副交感神経が優位になるためです。
ここでいろいろと良い睡眠のヒントとなる事柄をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?最近寝ても疲れが取れないなあ、寝れていないなあ、などと感じている方は上記のことを試してみてはいかがでしょうか?
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