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性依存症 治療⑪

逸脱していない性行為とは

前回からの続きです。性嗜好障害やパラフィリア障害は、性行動の「手段」や「対象」に逸脱があることが問題とされます。では手段や対象に全く問題のない、「正常な」性行為とはどんなものでしょうか?

人間は本能(生殖目的)で性行為をするとは限りません。また人間には発情期がないため、どのような条件で性的興奮を得るかもはっきりと決まっているわけではありません。

性行為に関しては何が正常で、何が逸脱しているかの線引きは難しいのです。だから例えば現代から考えると明らかに逸脱している性行動が、他の時代や地域や文化ではあたりまえのように行われていることもあるのです。

性に関する逸脱・歪みは見えづらく、線引きが難しいというお話をしました。

ただし、少なくとも現代においては、痴漢や盗撮などの犯罪行為は逸脱行動ととらえるべきでしょう。被害者をはじめ周囲に与える影響が大きすぎ、自らにとってもリスクが高すぎるからです。

~ライフサポート・クリニックは、性依存症・クレプトマニア・ギャンブル依存症・ 薬物依存症・ゲーム障害をはじめとした依存症の専門治療に力をいれております~