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本からの学び〜哲学対話〜

今回は、今年に入ってからプログラムで始めている”哲学対話”について書かれている本です。

哲学と聞くと皆さんは「我思うゆえに我あり」という格言やソクラテスなどの学者名を連想する人が多いのではないでしょうか?

教育機関で学ぶ哲学は、(私の記憶では)上記のような人物名や固有の用語を覚えるといった、与えられた情報をただ暗記する学問として経験してきたように感じます。

しかしこの本の示す哲学とは、皆で語り合って思考を深めていく”活動”として語られています。

哲学が思考する行為だとすると、私たちは日常的に哲学を行なっていることになります。日々の暮らしの中で感じる幸せ、その一方で辛さや悲しみ、苛立ちさえも、思考されればそれは哲学となり自分の知識となるのだと思います。

そのように考えると、日々の様々な経験も少しだけ勇気を出して見つめ感じ取ってみよう、と思えるのではないでしょうか?

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