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本からの学び~グループセラピー~

今回はこの本です。

この本は、対人不安や孤独といった悩みを抱えており、そのためにグループセラピーという心理治療の場に定期的に集う6人の男女の日常が描かれています。

このストーリーにどんでん返しやクライマックスへの盛り上がりはなく、また悩み事が明確に解決する描写もありません。ただ、登場人物は淡々と、悩み事やストレスに耐えながら日々を過ごし、そしてグループセラピーの場で思いを吐き出したりと、治療の場がある日常の風景を、それぞれの登場人物の視点から覗き見るような形で物語が進んでいきます。

ちなみに、グループセラピーとは集団療法という意味で、“参加するメンバーの各々が自分を語ることを通じて実践される心理療法のひとつです。多くは同じ問題を抱えるひとたちや、同じような立場のひとたちを集めて行われます。”とあります。(一般社団法人 日本臨床心理士会の”集団療法”のページより抜粋)

マンガで、しかもページ数も多くないためさらっと読めます。しかし、細部の描写を追いながら繰り返し読んでいくと、登場人物の表情の変化や風景の違いなどに気づける点もこの本の面白さだと思います。

文化的背景など、日本とは異なる点はありますが、面白い作品なのでおすすめです。

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