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心理プログラム(哲学対話:『緊張すること』について)

先日の心理プログラムにて、土曜日にも実施した哲学対話を行いました。

今回から初めての参加の方もいる中、緊張されていた方も多くいたと思います。 アディクションおよびリワークフロアのメンバーさん皆でテーマ決めを行ったところ、メンバーさん皆が感じているであろう『緊張すること』がテーマに上がりました。

主に、以下の考察が生まれ、有意義な時間になったと思います。:
・体が強張ることを緊張とする人もいれば、体が弛緩していても脳が真っ白の状態を緊張と呼ぶ人もいる。
・緊張とは良い緊張と悪い緊張がある。
・不快が伴えば緊張、不快さがなければ集中と呼べるのではないか。
・対人緊張は相手への気遣いのスキルや距離感を深めるために必要なものである。

またいくつかの疑問も生まれました。:
・職場でよく言われる「緊張感を持って(仕事を)やれ」とはどんな緊張のことなのか。
・部活でコーチに言われた「練習は試合のように、試合は練習のように取り組め」は緊張と関連するのか。…etc

始めは「緊張とはこういう意味に違いない」と断言されていた方も、次第に他メンバーの考えに刺激され、気づきからの新たな疑問を場に呈するメンバーさん方の様子を見ていると、メンバーのみならずスタッフにとっても有意義な時間であったと感じられました。

~ライフサポート・クリニックは、うつ・不眠・不安などの治療と共に、復職支援・発達障害・依存症の治療にも力をいれております~

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