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【お知らせ】山下院長の記事が日刊ゲンダイに掲載されました①

「行為依存症」の実態と治療について語っています

このたび、当院の山下悠毅院長が執筆した記事が2024年6月24日付の日刊ゲンダイヘルスケアコラムに掲載されました。

■「行為依存症」とは?

「行為依存症」という言葉をご存知でしょうか? これは、アルコールや薬物といった“物質”ではなく、痴漢・盗撮・ギャンブル・万引きなどの“行為”自体に依存してしまう状態を指します。
記事では、山下院長が精神科医としての現場経験から、この行為依存症の特徴と患者さんがなぜその行動を繰り返してしまうのか、その背景をわかりやすく解説しています。

■「たった一度」の成功体験が依存の始まりに

依存に陥るきっかけは、「たった一度の成功体験」であることが少なくありません。 一度バレずにできてしまったことで、脳が快感を覚え、また繰り返したくなる――この仕組みは、本人の“意志の弱さ”ではなく、脳のメカニズムによるものです。こうした理解は、依存行動を責めるのではなく、治療と回復へとつなげていく上でとても大切です。

■治療に必要なのは「やめる力」ではなく「変えていく力」

当院では、薬物治療だけでなく、認知行動療法や身体性を活かした運動療法(極真空手など)も取り入れながら、依存からの回復をサポートしています。 「わかっているけどやめられない」「繰り返してしまう」という苦しみに寄り添い、非判断的に支援することを大切にしています。

■ぜひ記事をご覧ください

行為依存症について知ることは、支援の第一歩です。
ご本人はもちろん、ご家族や支援職の方にとっても参考になる内容となっています。ぜひご一読ください。

👉 日刊ゲンダイ|たった一度の成功体験でハマってしまう…「行為」の依存症

~ライフサポート・クリニックは、うつ・不眠・不安などの治療と共に、復職支援・発達障害・依存症の専門治療に力を入れているメンタルクリニック(心療内科・精神科)です~
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