スタッフブログ

【連載第3回】「通うことで変わること」

〜ライフサポートクリニックの取り組み〜

前回はリワークでどんなプログラムに取り組んでいるのかをご紹介しました。今回は「実際に通っているうちにどんな変化が生まれるのか?」をテーマにリワーク通所の中でよく見られる変化や参加者の声をご紹介します。

◆ 少しずつ「生活の軸」が整ってくる

初めは「午前中だけでも通えたら…」という方が、少しずつ活動時間を延ばし、最終的には1日を通して過ごせるようになるケースが多く見られます。生活リズムが整うことで、体力や集中力も自然と回復していきます。

◆ 人との関わりに慣れてくる

他の参加者と一緒にプログラムに取り組んだり、グループでの話し合いを通じたりしながら、「話すのが怖くなくなった」「人と関わることに前より前向きになれた」という声も多く聞かれます。

◆ 自分の考え方のパターンに気づける

認知行動療法(CBT)やリフレクションを重ねる中で「自分がどんな時に不安になりやすいか」「無意識にどんな思い込みをしているか」など心のクセに気づくきっかけになります。こうした気づきは、復職後のストレス対処にもつながります。

◆ スタッフと伴走する安心感

医師、心理士、精神保健福祉士、看護師がチームで関わる当院のリワークでは、日々のちょっとした不安や悩みにも丁寧に対応しています。「ここなら安心して話せる」という環境がリワークの継続を支えています。

次回は、実際にリワークを卒業された方のエピソードをご紹介します。

~ライフサポート・クリニックは、うつ・不眠・不安などの治療と共に、復職支援・発達障害・依存症の専門治療に力を入れているメンタルクリニック(心療内科・精神科)です~
(豊島区・池袋駅C3出口より徒歩0分)

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