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リワークプログラム紹介シリーズ⑮
ご近所探訪:旧江戸川乱歩邸と立教大学構内へ
今回はライフサポートクリニックから歩いて行けるご近所スポット、池袋の旧江戸川乱歩邸と立教大学構内を訪ねたリワークプログラムの様子をご紹介します。
実はすぐそばに――文豪・江戸川乱歩の暮らした家
池袋西口の落ち着いた住宅街を歩くと、ひっそりとした一軒家が現れます。ここが旧江戸川乱歩邸。日本の推理小説を代表する作家・江戸川乱歩が晩年を過ごした場所で、現在は立教大学の所蔵施設として一般公開もされています。重厚な書棚、乱歩の愛した椅子や机… そして有名な“書庫の奥の隠し扉”。「まさか池袋にこんな場所があるとは…!」と参加者からも驚きの声が上がっていました。

緑あふれる立教大学構内でひと休み
そのすぐ隣に広がるのが立教大学池袋キャンパス。赤レンガの校舎と豊かな木々が美しく調和した空間で訪れるだけで心が落ち着きます。当日は天気にも恵まれ、キャンパス内のベンチでお茶を飲みながら雑談したり、学生たちの活気ある姿に刺激を受けたりと、それぞれが自分のペースで過ごしました。「緑の中で過ごすって、やっぱり大事ですね」「キャンパスって案外入っていいんですね」といった感想もあり、“身近な非日常”を味わえる良い機会になりました。
「遠くへ行かなくても、小さな発見はすぐそこに」
今回訪れた場所は、どちらもライフサポートクリニックから徒歩圏内。普段通り過ぎている場所もちょっと立ち止まってみると、思いがけない発見があるものです。こうしたご近所探訪は、気分転換になるだけでなく、日常の中にある豊かさや好奇心を取り戻すきっかけにもなります。リワークでは、働く準備としての訓練だけでなく、「心を柔らかくする時間」も大切にしています。今後も地域とつながりながら一歩ずつ自分のペースで前に進めるようなプログラムをお届けしていきます。
~ライフサポート・クリニックは、うつ・不眠・不安などの治療と共に、復職支援・発達障害・依存症の専門治療に力を入れているメンタルクリニック(心療内科・精神科)です~
(豊島区・池袋駅C3出口より徒歩0分)