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新プログラム「アクセサリー制作」がはじまります!【リカバリーフロア】

こんにちは。今回は、ライフサポート・クリニックのデイケアでスタートする新しいプログラムのお知らせです。

その名も――「アクセサリー制作」!

このプログラムは、手作業を通じた創作活動を楽しむ内容で、ビーズやヒモを使ってオリジナルのペットボトルホルダーやミサンガなどを制作していきます。リワークプログラムでは以前から親しまれていた活動ですが、リカバリープログラムで実施するのは今回が初めてとなります。


アクセサリー制作って?

一見するとシンプルなビーズワークですが、実際にやってみると奥深く、自分の手で何かを「かたち」にしていく喜びを味わえるプログラムです。

素材となるのは、ビーズやひも、金具など。これらを自由に組み合わせながら、世界にひとつだけのアクセサリーを作っていきます。作るアイテムは、ミサンガのようなブレスレットやペットボトルホルダーなど、実用性も兼ね備えたもの。カラフルなビーズや柔らかな紐を使いながら、集中して手を動かしていると、自然と気分も落ち着いてきます。

「手を動かすこと」「何かを完成させること」には、実は大きな意味があります。


創作活動の効用について

手作業による創作活動は、精神面に良い影響をもたらすことが知られています。アクセサリー制作のように細かい作業に取り組むことは、「マインドフルネス」にも通じる要素があり、今この瞬間に意識を集中させる訓練になります。

また、「完成させる」という体験を重ねることで、自己効力感――「自分にもできた」という感覚を得ることができます。これは回復やリカバリーを目指すうえで、とても大切なプロセスです。

「無心になって作業することで気分転換になる」
「出来上がった作品を誰かに見せてみたくなる」
「他の人の作品から刺激を受ける」
そんな相互作用も、このプログラムの魅力のひとつです。


どんな人にもやさしいプログラム

アクセサリー制作は、まったくの初心者でも楽しめる内容です。「手芸なんてやったことない」という方でも、スタッフが丁寧にサポートしますので、安心してご参加いただけます。

もちろん、「ちょっと得意かも!」という方には、少し難しいデザインやアレンジに挑戦していただくこともできます。慣れてくると、「自分の色」や「自分らしいデザイン」が見えてくるかもしれません。

作品は持ち帰って使っていただけるので、完成した時の達成感はひとしおです。日常の中で自分が作ったミサンガやボトルホルダーを目にすることで、小さな自信や喜びを積み重ねることができるでしょう。


はじめの一歩を一緒に

創作活動は、心を耕す時間です。スキルや技術だけでなく、「作ってみよう」「やってみたい」という気持ちを大切にしたプログラムにしていきたいと考えています。

最初はうまくできなくても大丈夫。一緒に、ひとつずつ、手を動かしていきましょう。誰かの作品を見て「素敵だな」と感じることも、立派な気づきのひとつです。

リカバリーにおいて大切な「自分を見つめる時間」と「安心できる居場所」。その両方を、このプログラムを通して感じていただけたらと思います。

今後もアクセサリー制作の中で、いろいろなアイテムにチャレンジしていく予定です。季節に合わせたテーマや、プレゼントにもできるような作品など、アイデアは無限大!

ぜひ、みなさんのご参加をお待ちしております。

~ライフサポート・クリニックは、性依存症・クレプトマニア・ギャンブル依存症・薬物依存症・アルコール依存症、放火癖(パイロマニア)をはじめとした依存症の専門治療に力を入れているメンタルクリニック(心療内科・精神科)です~
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ブログ担当:スタッフH

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