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リワークプログラム紹介シリーズ④
リワークプログラムで「スキーマ療法」に取り組みました!
リワークプログラムの中で、通常の集団認知行動療法(CBT)に加えて、「スキーマ療法グループ」を実施しました。 スキーマ療法は、幼少期からの生きづらさやパターン(スキーマ)に着目し、より根本的な気づきと変化を目指す、CBTの発展形の心理療法です。
◆ なぜスキーマ療法?
認知行動療法は「今の考え方や行動」に注目しますが、繰り返す悩みや生きづらさの背景には、幼少期からの価値観や思い込み(スキーマ)が影響していることも多くあります。実際、リワークプログラムの参加者からも「同じ場面でつまずく」「感情がコントロールできない」といった声が寄せられていました。そこで、今回はスキーマ療法に取り組みました。

◆ プログラムの進め方
スキーマの基本や代表的なパターンを紹介し、自分のスキーマや思考のクセをワークシートで振り返りました。 幼少期の経験や家族関係、過去の職場での体験を共有しながら、共感や気づきを深めました。「自分を責めない」などの対処法やミニロールプレイにも挑戦し、最後はふり返りを行いました。
◆ 参加者の声
「自分だけじゃないと感じて安心した」「考え方のクセに初めて気づけた」「すぐには変われないけど、少し自分を許せるようになった」など前向きな感想が多く寄せられました。今後も皆さんの復職・再出発をサポートする新しいプログラムに取り組んでいきます!
~ライフサポート・クリニックは、うつ・不眠・不安などの治療と共に、復職支援・発達障害・依存症の専門治療に力を入れているメンタルクリニック(心療内科・精神科)です~
(豊島区・池袋駅C3出口より徒歩0分)
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