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連載企画:依存症の人が見ている世界を理解する(3)
Yahoo!ニュースで取り上げられた記事を基に、依存症の治療やサポートについてわかりやすく解説する全4回の連載をお届けします。第3回目の今回は、依存症がどのように脳に影響を与え、「やめたい」と思いながらも繰り返してしまう仕組みに焦点を当てます。
依存症治療の専門家である山下悠毅院長の視点を通じて、依存症が「脳の回路」によってどのように制御を失い、行動が繰り返されるのかを解説。再発を防ぐための環境づくりの重要性についても詳しく述べています。
第3回:依存症の仕組み-「やめたい」と思っても繰り返す理由
依存症の特徴は「好き」と「欲しい」の違いにあります。「好き」はプラスの感情ですが、「欲しい」は「ないと苦しい」と感じるマイナスの感情です。この「欲しい」という感覚が依存症の根本的な特徴であり、脳に形成された「依存症回路」によって制御が難しくなります。
また、依存症が繰り返される背景には「再発を可能にする環境」があると山下院長は指摘します。行動を制限するためには、環境を整え、ルールを徹底することが重要です。
この連載は、依存症についてもっと知りたい方や依存症患者を支える方法を考えている方にとって、具体的で実践的なヒントを提供します。ぜひ最後までご覧ください!
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