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デイケアでのひととき、心震える「夏の怪談カフェ」

皆様、こんにちは!夏と言えば海、花火、そして…怪談の季節が到来!デイケアでは毎年恒例の「夏の怪談カフェ」を開催いたしました。その模様を少しご紹介させていただきます。

夏の怪談カフェって?

「夏の怪談カフェ」とは、参加者の皆さんが自分が聞いたことのある怖い話や、地元で語り継がれてきた伝説や怪談をシェアする場です。怖い話好きの方はもちろん、そうでない方も楽しめるようなアットホームな雰囲気が魅力です。

Aさんの実体験が話題に!

特に印象的だったのは、怪談好きのAさんの話。Aさんの話は、実際に体験された出来事からで、そのリアルさに参加者全員が聞き入っていました。一つ一つの話が、その地域の歴史や文化、そして個人の経験として織り交ざりながら語られるのは、非常に貴重な時間となりました。

このブログで、特別にAさんのお話を紹介しましょう。

ある暑い夏の日のこと。Aさんは若かった頃、地元の古い神社の近くに住んでいました。その神社は、地元の人々から「夜は近づかない方がいい」と囁かれていた場所で、子供たちはその神社を避けて通学路を選んでいました。

Aさんが高校生の時、ある夜、友人たちと夜遊びをして帰宅する途中、神社の前を通ることになりました。真夜中の静寂の中、友人が「神社の鳥居をくぐると、何かが見えるらしいよ」と言い出し、興味本位で鳥居をくぐることに。

しかし、鳥居をくぐった瞬間、彼らの周りの景色が一変。真夜中の暗闇の中、古い木々の間から奇妙な灯りが漏れてきました。その灯りの元に向かって歩いていくと、小さな祭りが行われていました。楽器の音、人々の笑い声、踊る姿…。しかし、その姿は現代の人々ではありませんでした。昔の着物を纏った人々が、古い言葉で会話を楽しんでいるようでした。

恐ろしいことに、Aさんたちはその祭りに気づかれてしまい、祭りの参加者の一人が彼らに向かってきました。しかし、その人は微笑みながら、「迷い込んでしまったか?気をつけて家に帰りなさい」とだけ言い、Aさんたちを鳥居の外へと送り出してくれました。

鳥居の外に出ると、突如として現代の景色が戻り、祭りの音も消えてしまいました。Aさんたちはその場所を急いで去り、その後、夜の神社に近づくことは決してありませんでした。


この話は、Aさんがデイケアでの「夏の怪談カフェ」で披露したもので、参加者たちからは「本当にその神社があるの?」という声が上がるほど、興味を引きつけました。

カフェのお楽しみ:お菓子タイム

怪談を楽しむ合間には、美味しいお菓子も楽しめました。甘いお菓子と一緒に、怖さを少し和らげる瞬間も。逆に、お菓子を味わいながらの恐怖話は、いつもとは違う楽しみ方を提供してくれました。

まとめ

「夏の怪談カフェ」は、参加者同士の絆を深める場となりました。皆さんが持ち寄る話は、非常に興味深く、次回も楽しみにしています。

次回のデイケアのイベントもお楽しみに。それでは、良い夏をお過ごしください!

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