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スタッフおすすめのマンガ『九条の大罪』

「カンモクで20日でパイッすよ」

この言葉の意味が分からなかったあなたは、九条の大罪を読んでみてください

九条の大罪は、真鍋昌平さんが描く社会派のマンガです。どんな悪人でも擁護する弁護士・九条間人(たいざ)が、法律と道徳を分けて考え、依頼人の利益のために最良の解決策を追及していくストーリーとなっています。

このマンガは、以下の3つのポイントが面白いです。

・現実にある法律問題を題材にすることで、読者に勉強や気づきを与えること。

・九条間人という変わった主人公の性格と、彼と関わる色々な人物のやりとりを描くこと。

・法律と道徳の間で悩む登場人物たちの心情や決断を描くことで、読者に感動や考えさせられること。

例えば、第1話では、飲酒運転で親子をひき逃げした半グレが、九条間人のアドバイスに従って自首し、執行猶予を勝ち取ります。しかし、その結果、被害者遺族はお金も幸せも失ってしまいます。この話では、法律が正義とは限らない現実を見せられます。また、九条間人は依頼人の利益を最優先する一方で、被害者遺族への同情や罪悪感も感じています。このように、このマンガでは、法律問題だけでなく、人間心理や社会問題も深く掘り下げています。

また、このマンガでは、弁護士や裁判官や検察官など司法関係者だけでなく、半グレやヤクザや前科持ちなど社会的弱者や犯罪者も登場します。これらの人物たちは、九条間人という中心軸に絡んで、様々な関係性や感情を生み出します。例えば、半グレのリーダー・壬生憲剛は、九条間人に敬意を払いつつも、彼が自分たちの世界に入り込むことを快く思っていません。また、九条間人は元妻や息子と離れて暮らしており、彼らとの関係も複雑です。このように、このマンガでは、登場人物たちの個性や背景が丁寧に描かれており、読者は彼らの成長や変化にも注目できます。

さらに、このマンガでは、「カンモクで20日でパイッすよ」というような隠語や専門用語も多数登場します。これらは一見分かりづらいかもしれませんが、作中で解説されたり例示されたりすることで理解できます。

以上のように、「九条の大罪」は現実味あふれる法律問題と個性的な登場人物たちのやりとりを描く社会派のマンガです。法律と道徳の間で悩む登場人物たちの心情や決断が読者に感動や考えさせられます。司法福祉関係に興味がある方にもおすすめです。

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