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睡眠負債になっていませんか？

一時、睡眠負債という言葉が流行語になったかと思います。今回は睡眠負債について簡単に説明していきたいと思います。

睡眠負債とは、日々の睡眠不足が借金のように積み重なり、心身に悪影響を及ぼすおそれのある状態のことを指すそうです。

だったら、休日などに寝だめをすれば解決するのでは？と思う人もいると思いますが、寝だめでは睡眠負債の緩和にはならないそうなのです。ペンシルバニア大学で、寝だめで睡眠負債を緩和できるかの睡眠実験が行われました。

被験者に、13泊のうち最初の4泊は8時間睡眠を、次の6泊は6時間、最後の3泊は10時間の睡眠を取ってもらったところ、6時間の睡眠制限をしていた日の日中の眠気が増加し、注意力・集中力が低下したそうです。

最後の10時間睡眠で寝だめをしましたが、結局緩和されたのは眠気のみで、注意力・集中力の緩和は期待できない、という結果が出たそうです。

つまり、寝だめでは睡眠負債は緩和できず、そもそも眠りというものは溜められないものだという事が分かったようです。

そのため、自分の適した睡眠時間を知り、そしてその睡眠スケジュールをなるべく崩さないように生活していくことが、注意力や集中力といったパフォーマンスを保つには一番重要の様ですね。

～ライフサポート・クリニックは、うつ・不眠・不安などの治療と共に、復職支援・発達障害・依存症の治療にも力をいれております～