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疲れが取れない・・・

なんだか疲れている感じがする…、夏バテかもしれないしそうでないかも…と思う時はありませんか?今の時期は夏バテが疲労感の原因と考えやすいですが、それ以外にも肉体的な疲れ、精神的な疲れ、神経的な疲れなど、様々な要因がその疲労感を引き起こしているかもしれません。以下に、その回復方法をお伝えできればと思います。

まず、肉体的疲労の主な原因は、筋肉を動かすためのエネルギーの不足と、疲労物質(乳酸)の蓄積と言われています。糖質が分解されてエネルギーとなるときにできるのが乳酸で、筋肉は酸性に弱いため、それが疲れやだるさ、筋肉の張りとなってあらわれるそう。

精神的疲労は、人間関係や悩み事などのストレスを原因とする心の疲れ。

神経的疲労は、デスクワークなどで視神経や脳が緊張した状態が続くことによって起こる、頭の疲れだそうです。

疲れはこじれる前に解消しておきましょう。そのためには、姿勢休養睡眠運動食事の、5つの方向からアプローチしていく必要があるそうです。以下に見ていきましょう。

姿勢

デスクワークや家事などで長い時間同じ姿勢を続けていると、一部の筋肉が緊張し、そこに乳酸がたまってきます。筋肉に負担をかけすぎないようにするには、正しい姿勢を心がけましょう。

休養

ゴロゴロ横になっているだけが休養ではありません。心と身体をリフレッシュする時間を持つことが大切です。お風呂は浮力・水圧・水温の働きで筋肉を緩ませ、血液循環をよくします。この時、体内の老廃物を排出させるとともに、神経の緊張も心地よくほぐしてくれるそうです。

睡眠

睡眠は脳や身体を休めるとともに、成長ホルモンが分泌されて細胞が活発になったり、食べ物が消化吸収されて栄養が蓄えられます。心地よい眠りが得られるよう、寝室の照明や空調、また枕の高さを工夫してみましょう。

運動

筋肉にたまった乳酸は、適度に体を動かすことでよりスムーズに排出されます。
疲れたからとゴロゴロ動かないでいると、乳酸の排出が遅れ、なかなか疲れが取れません。散歩などの適度な運動は、筋肉や内臓の働きを活発にし、血液の循環を良くするうえ、疲れにくい元気な身体を作ることにも役立つと言われています。

食事

1日3食、とくに朝食・昼食をしっかり食べましょう。そしてミネラルやビタミン類などの微量栄養素を十分に摂りましょう。 また、夕食をたくさんとると睡眠中に胃腸が休まらず、翌朝まで負担がかかるので控えめに。

また、時間をかけて、よくかんで食べるのも大事です。食べ物の消化吸収は、ゆっくりくつろいだ状態のときに、よりスムーズに行われます。早食いや、よくかまないで食べると、消化不良をおこし、胃腸が疲れてしまいます。

そして、ビタミンB1・B2を摂りましょう。ビタミンB1が不足すると、糖質の代謝がうまくいかず、乳酸が体内に蓄積されやすくなります。また、ビタミンB2もタンパク質や、脂質・糖質の代謝に関与する重要な栄養素で、不足すると口内炎などができやすくなります。
ビタミンB1を多く含む食品:豚肉、レバー、胚芽米、枝豆、きのこ類など…

ビタミンB2を多く含む食品:レバー、さば、ししゃも、納豆、小松菜など…

あと、カルシウム、鉄も忘れずに。カルシウムは骨を丈夫にする他に、筋肉をスムーズに動かす働きがあります。また、鉄は体内の酸素を各細胞に運ぶ役目があるため、不足すると運動能力が低下し、疲れやすくなるそうです。
カルシウムを多く含む食品:牛乳、乳製品、小松菜、大豆、大豆製品、小魚など…

鉄を多く含む食品:レバー、あさり、大豆、大豆製品、ひじきなど…

食欲のないときは、 消化しやすい食品を効果的に使いましょう。オクラ、山芋、モロヘイヤなどはタンパク質の分解を助け、消化吸収を高める作用があります。また、しょうが、みょうが、しそ、ごまの風味、柑橘類や梅干しの酸味などで味にメリハリをつけ、食欲を増進させるのもよいでしょう。

アルコール、タバコは控えめに。アルコールを大量にとると、その分解のため肝臓が余計に働くので、疲れやすくなります。タバコを吸う方は、吸わない方よりも、体内のビタミンやミネラル類をこわしやすいので、食事でより多くとる必要があるとのことです。

以上のように、 姿勢休養睡眠運動食事に意識して、様々な疲労から自分を守りましょう。

~ライフサポート・クリニックは、うつ・不眠・不安などの治療と共に、復職支援・発達障害・依存症の治療にも力をいれております~

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