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「悔しい」について④
ここまで、悔しい気持ちを抱くことの効果・メリットをご紹介してきました。悔しい気持ちが後悔につながるだけでは、悪循環に陥ってしまいます。
しかし一方で、それを自分の改善につなげられるようにコントロールすれば、人一倍成長できるチャンスがあるといえます。
では、悔しい気持ちを克服するためには、何が必要なのか、その具体的な方法について見ていきましょう。
「悔しい」と感じる気持ちを整理し、今後の自分の反省に活かすためには何が必要なのでしょうか? ここでは、今すぐ実践できることに絞って対処法をご紹介していきます。
ご自身でできることから始めてみましょう。
1 「悔しい感情」を自分自身で受け止める
最初にやるべきことは、「悔しい」と感じる自分自身が抱く様々な思いを、一度自分で受け入れることです。
綺麗事に聞こえるかもしれませんが、そうではありません。一度、何が原因で悔しい思いを抱いているのかを、自分で理解することで頭の中を整理することができるのです。
たとえば、仕事における失敗やミスに悔しい思いを抱いている場合、あなたは失敗したことを「仕方なかったことだ」と正当化するのではなく、「ありのまま」受け止めてみましょう。
そうすることで、余計な考えが排除され、次のステップに移ることができます。
2 「悔しい」と感じる原因を紙に書き出す
次にやるべきことは、「なぜ悔しいと感じているのか?」その理由を紙に書き出すことです。紙ではなく、スマホのメモ帳やスケジュール帳などでも構いません。
何か悔しいと感じることがあれば、まずはそれをそのまま自分で受け止めます。受け止めたら、次に悔しい原因を書き出すのです。
たとえば、「こんな凡ミスをしてしまう自分がダサい」「失敗して〇〇さんに迷惑をかけてしまった」「取引先に対したことのないやつだと思われたかもしれない」…そういった言葉でOKです。
3 解決するための方法を設定する
悔しいと思う原因を書き出したら、自然と自分で解決できることが見えてきます。
たとえば、「同じような凡ミスをしないためにはどうするべきか?」「〇〇さんに迷惑をかけたけど、それをどう埋め合わせるべきか?」…そういった具体的な解決策を、さらに書き出します。
これだけで、悔しい気持ちを解決策へと落とし込むことができます。
4 ストレス発散に集中すること
具体的に実行すべき解決策がわかったら、あとはあなた自身に残っている「悔しい気持ち」を発散することに集中します。
趣味に没頭するのでもよし、一日休暇を取ってゆったり過ごすのでも良いでしょう。とにかく、悔しい気持ちが解消されるように、ストレス発散法を試してみることが大切です。
~ライフサポート・クリニックは、うつ・不眠・不安などの治療と共に、復職支援・発達障害・依存症の治療にも力をいれております~