スタッフブログ

夜中に目が覚めてしまう人へ

(本ブログは過去に掲載したものの再掲となります。)

夜中にどうしても目が覚めてしまう(中途覚醒)のはなぜなのでしょうか?

一番に考えられる原因が加齢と言われています。加齢に伴い眠りが浅くなってしまうからだそうです。

また、脳血管障害や認知症などの脳変性疾患、うつ病、睡眠時無呼吸症候群といった病気を抱えている方は、中途覚醒が症状のひとつとしてあるとのことです。

上記の病気であれば、自力で中途覚醒を治すのは難しいですが、そうではない場合は、何に気を付ければいいのでしょうか?

まずはストレスを溜め込まないことです。ストレスが溜まっている状態だと、交感神経が優位な状態となっており、夜間の覚醒を引き起こしてしまいます。自分なりのストレス解消法を見つけて、適宜ストレス解消をすると夜間の良眠に繋がるかもしれません。

次に、寝る前にお酒を控えることです。アルコールは興奮を鎮める作用があるのですが、体内でアルコールが分解される際に発生するアセトアルデヒドの影響で、 レム睡眠が増加し眠りが浅くなり、中途覚醒を招く恐れがあります。

また、カフェインの夜間摂取も控えましょう。カフェインの利尿作用による夜間の覚醒もありますが、カフェインの持つ覚醒効果により目が冴えてしまいます。

良い睡眠は心身にとってとても大事なものです。なので、上記のことに留意して、皆さんも良い睡眠をとってくださいね。

~ライフサポート・クリニックは、うつ・不眠・不安などの治療と共に、復職支援・発達障害・依存症の治療にも力をいれております~

+1