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心配性について②

前回は心配性の人についてお伝えしました。今回は、心配性な人たちがどのような思考をしているかを簡単にお伝えしたいと思います。

心配性の人たちは、物事をネガティブに認知します。よく使われる例ですが、コップに半分の水が入っていると、楽天的な人は「まだ半分残っている」と感じますが、心配性の人は「もう半分しか残っていない」と感じます。

心配性の人は、ネガティブ(否定的)なものの見方や判断をして、ネガティブな感情を持ちます。たとえば、明日は家族でハイキングに行く予定だが天気予報の雨の確立は50パーセント。そんなとき、心配性の人は「きっと雨に違いない」と判断し、暗くて悲しい気持ちになってしまうのです。

しかし、心配性の良いところもあります。

心配することは決して悪いことではありません。明日は雨かもしれないと考えてカサを用意したり、雨天用の別の予定を考えておくことはとっても大切です。もう水が半分しかないと思えなければ、新しい水の準備もできません。あなたの心配性が、みんなを救うこともあると思います。

~ライフサポート・クリニックは、うつ・不眠・不安などの治療と共に、復職支援・発達障害・依存症の治療にも力をいれております~

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