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質問力について②
今回は質問の種類についてお伝えしていきたいと思います。
以下の2種類の質問を状況によって使い分けていくことが質問をするうえで大事と言われています。
クローズドクエスチョン
「はい」「いいえ」の二者択一で相手が明確に答えられる質問や、回答の範囲が限られている質問です。
例えば、「最近何かはまっていることはありますか?」といったものです。
オープンクエスチョン
回答の範囲を限定せず、相手に自由に答えてもらう質問です。
例えば、「最近〇〇にはまっているんですね。それはなぜですか?」といった、明確な答えのない、人によって異なる回答が返ってくるものです。
あと、質問は相手との距離感も考えながらすることが重要です。
例えば、初対面の人との人間関係を築いていく際には、いきなり踏み込んだ質問というのは、相手に警戒心を抱かせたり、「ぶしつけな人だな」と思われる可能性があるため避けた方がよいでしょう。
初対面の場合は、クローズドクエスチョンで簡単に相手が答えられるところから始め、徐々にオープンクエスチョンに展開しながら聞き出していくといった流れがおすすめです。
深い質問は、相手との距離感が近くなってから徐々にしていきましょう。
また、場面にもよりますが、質問には「良いもの」と「悪いもの」があります。
良い質問とは?
相手の意見や体験など、相手に聞かなければ分からない問いです。
他にも、相手が「なるほどね。それは考えていなかったなあ」と相手も気づいていなかった考えを引き出すような質問も該当します。
悪い質問とは?
Googleで検索したら分かるような、単なる知識を問うものです。
例えば、クライアントに提案に行った際に、事前に情報収集したら分かるような「どんな事業をされているんですか?」といった質問は、悪い質問に当たります。
クライアントも「いやいや、そのくらいはご自分で調べてきてくださいよ」となり、相手からの信頼もマイナス評価になるでしょう。
次は実際に質問力を高めるために出来ることを紹介していきたいと思います。
~ライフサポート・クリニックは、うつ・不眠・不安などの治療と共に、復職支援・発達障害・依存症の治療にも力をいれております~