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描画法について
描画法とは、描画した人の人格や心理状態を把握するために行われる心理検査のひとつとされています。鉛筆やクレヨンなどの描画用具で、画用紙などに描かれた絵や、絵を描いている時の様子を通して、絵を描いた人の内面を推察していきます。
この描画法が心理治療や精神医療の現場で使われるのは、来院された患者様の今の状態や置かれている状況をおおまかに把握することで、援助の仕方を考えたり、行動の予測をしたり、治療効果を測定することに役立てることができると言われています。
描画法を使用する特徴として、言葉ではうまく表現できない心の動きを知ることができます。また、言語を介さないため、言葉がまだ未発達な子どもや、言語によるコミュニケーションが困難な方にも用いることができる長所があります。また絵を描くことで精神的な解放感(カタルシス)を得る効果もあると言われています。
次回も描画法に関しての情報をお伝えしていきますね。
~ライフサポート・クリニックは、うつ・不眠・不安などの治療と共に、復職支援・発達障害・依存症の治療にも力をいれております~
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