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一歩だすか出さないか
アディクションフロアでは運動療法を担当しています。看護師でボクサーの荒川です。運動療法ではボクシングを教えています。
とある患者さんが話してくれました。「本当は昨日から気分が落ちてた。朝起きてからデイケアくるの迷った。悩んだけれど、とりあえず悩みながら駅に向かうことにした。そしたらついた。悩みながらも来てよかった。あの時にそのまま来なかったらまたズルズルと悪い方向に行ってたと思う」と。
悩みながらも、その一歩を出した事でその時の自分を変えれたのだと思いました。何処にでもありそうな日常の出来事のように感じますが、大切な一歩だと思っています。
私も同じように日々葛藤しています。朝起きてロードワークする時に、寒い、眠い、面倒くさい、まだ寝たい、布団は暖かい、後で走ればよい、走らなくても強くなれるはず、など理屈をあげればきりないです。ただそこで布団からでる、水を飲む、着替える、靴を履く、初めの一歩を出す。そして走りだす。そこで自分に勝つか負けるか。
難しい事は言えないので言いませんが、頭で悩んだ時は身体を動かせば頭も動きます。初めの一歩を出せば流れに乗れます。とにかく何が言いたいかというと悩んだらアディクションフロアにきてサンドバッグ叩きましょう。それか私がミットを持ちますので全力でパンチを打って下さい。全力で受け止めます!以上!
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