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ウッドパズルで脳トレ🧠

先週水曜日、リワークフロアでは、メンバーのHさん進行のもと、ウッドパズル制作を行いました。

参加メンバーが2〜3人のグループに別れ、作品制作に取り組みました。

集中力のいる繊細な作業でしたが、どのグループも説明書とにらめっこしながら、お互いに協力して楽しむ姿が印象的でした。

今回Hさんの提案でプログラム化したウッドパズル制作ですが、育脳にとても効果があると言われています。

「説明書を見ながら組み立てる」作業により、前頭前野が活性化し、「短期記憶力」「情報処理力」「視覚と手の動きの連動」などを鍛えることが期待できます。

それぞれどんなシーンで役立つのかというと…

♦短期記憶力の向上♦
短期記憶は、一時的に海馬へ記憶されるもので、数十秒〜数十分で消えていくことが多く、長く残っても数日程度です。
新しい情報が次から次に入ってくる中で、優先順位の低い情報はどんどん消去されていきます。
短期記憶を鍛えることで、仕事や勉強、日常生活の能率アップが期待できます。

♦情報処理力の向上♦
情報処理力とは、いわゆる「頭の回転スピード」のこと。
みなさんの周りにも、その場その場の「状況判断が速い」方っていますよね。
情報処理能力は一般的に、30代をピークに加齢するにつれて低下していく傾向にあります。
情報処理能力が低下していくと、対人関係におけるコミュニケーションにも支障が出る恐れがあります。
トレーニングにより能力向上が期待できるため、意識して取り組むことが大切です。
他にも情報処理能力が鍛えられれば、学習速度も速くなり、素早い判断力まで身につくとされています。

♦視覚と手の動きの連動♦
視覚と手の動きとの連動からなる認知能力は、子どもの発達や、高齢者にとってもとても重要です。
私たちは目で見た情報を脳にインプットし、その情報をもとに身体を動かします。
いわゆる「器用」な人は、こうした視覚と手とが連動する認知能力に優れていると言えます。
逆に、この連動がうまくいかないと、スポーツや日常生活においてのさまざまな「不器用」さにつながってしまいます。
また、年齢を重ねてこの連動がうまくいかなくなると、思わぬケガの原因にもなります。
手や指先を使った細かな動作は、脳活動を高め、運動や学習機能向上だけでなく、言語能力向上や認知症などのリスク低下にもつながるとされています。

では最後に、完成した作品をご紹介します。

左からパンダ・ひつじ・船・ダックスフンド・コアラ・猫の6作品です✨

みなさんのお気に入りは見つかりましたか(* ´艸`)?? 

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