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コグトレやりました！

本日は「コグトレ」プログラムを実施しました！コグトレとは、「認知機能トレーニング」の略で、私たちの日常生活に欠かせない「考える」「覚える」「判断する」といった働きを鍛えるトレーニングです。認知機能が高まることで、集中力や記憶力が向上し、仕事や日常生活でもパフォーマンスが上がることが期待できます。

今回のトレーニングでは「Nバック課題」に取り組みました。Nバック課題は、順番に提示される数字や文字、音などに対して、数ステップ前の情報を思い出して答える課題です。たとえば、3バックであれば、3つ前に出てきた数字を覚えておく必要があり、記憶力と集中力が問われる難易度の高いものです。記憶する内容が増えるごとに集中力が鍛えられ、脳のワーキングメモリを活性化する効果が期待できるため、日常の場面でも頭の回転が速くなる実感を得られます。

本日のプログラムでは、みんなで協力しながらNバック課題に挑戦しました。初めての方もいましたが、意外と楽しんで取り組めた様子で、参加者の方々からも「難しかったけれど頭の体操になる！」「集中して取り組めたのでスッキリした」という感想が寄せられました。また、「みんなで一緒にやることで励まし合えて、なんとか最後までやり切れた」という声もありました。

さて、今回のプログラムの背景には、少し関連する書籍『ケーキが切れない非行少年たち』があります。この本では、認知機能の発達が十分でないことで、日常生活で困難を感じる子どもや青年たちに焦点を当てています。例えば、立体的な認知や計画力が不足すると、物の配置や順序がうまく把握できないことから、簡単な行動や課題も苦手になってしまいます。本書では、認知機能のトレーニングによって彼らの生活が改善される例が紹介されており、認知機能を高める重要性を教えてくれます。

このような視点を踏まえ、コグトレプログラムでは、認知機能を意識して鍛えられるような課題を通じて、参加者の方々が自分自身の成長を実感できるよう工夫しています。小さな達成感を積み重ねることで、集中力や判断力が増し、生活にポジティブな変化が現れることを期待しています。

今後もさまざまな課題を取り入れ、楽しみながら認知機能を高めていきましょう！

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