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自律神経の話

春は明るいイメージがある一方で、不安定な天候や生活環境の変化など自律神経が乱れやすい時期でもあります😢

自律神経は内臓の働きや代謝、体温などの機能をコントロールするために、みなさんの意思とは関係なく24時間365日働き続けています。自律神経には、昼間や活動しているときに活発になる「交感神経」と、夜間やリラックスしているときに活発になる「副交感神経」の2種類があります。

心と体の健康維持には、心身を活動モードにする「交感神経」と、回復モードにする「副交感神経」が1対1のバランスで保たれていることが理想的です。このバランスが崩れると心身に支障をきたすようになります。

人間関係の悩みや仕事のプレッシャーによる精神的なストレス、過労による肉体疲労の他、昼夜が逆転したような不規則な生活、食生活の乱れなどがその原因となります。

また、自律神経の状態には以下の4つのタイプがあります。
①交感神経と副交感神経どちらも高い
②交感神経が高く、副交感神経が低い
③交感神経が低く、副交感神経が高い
④交感神経と副交感神経のどちらも低い

①は一番健康的でベストな状態。

②はストレスが多かったり、休めないほど忙しいという人に多く、緊張状態が続いているため常にイライラしがちです。また、体にはこりや痛みを感じます。

③は眠気や憂鬱感が強くなり、何をしようとしても集中できず、やる気が起こらないためひきこもりがちになっていきます。この状態を放置するとうつ病に発展するリスクがあります。しかし、このタイプも元をたどれば②の状態がベースにあり、ストレスに対抗しようとした結果ブレーキを踏み続けている状態と言えます。

④はどんなに寝ても休んでも疲れがとれない状態で、症状が重いと体を動かすだけでも精一杯というつらい状態になります。

医療機関で検査しても身体的な異常は見つからず、原因不明の心と体の不調に悩んでいる方は、是非自分の状態を知る目安にしてみてはいかがでしょうか。
自分がどのタイプに当てはまるかを知ることで、今後の改善点や治療法がみつかるかも知れません。

つらい状態を放置せず、重症化する前に医療機関を受診することをお勧めします。
早期発見・早期治療が最も大切です👍

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